SMCやICT理論でよく用いられるBOSやCHOCHですが、小難しい話ですので大幅に省略しますが、パターンとして覚えておくのも良いと思います。
感覚的に、そういう事を身に付けている人も多いでしょう。
私も、その一人で実践の中で身に付けてきました。
為替はゼロサムゲームですので市場のロスカットを取りに行く動きをします。
なぜそこがそうなるのかを自然とわかる人もいれば、それをシッカリと数字的な根拠や目に見えなければ理解できない人もいます。
トレーダーとしてどっちがいいかはさておき、覚えておいても良いのかなとも思います。
BOSとは?
BOS(Break of Structure)= 構造のブレイク
意味:直近の高値または安値を明確に超える(または割る)ことによって、トレンド継続が確認される。
目的:現在のトレンドがまだ有効であることを示す。
例:
上昇トレンドで直近高値を上にブレイク → BOS(上昇継続のサイン)
下降トレンドで直近安値を下にブレイク → BOS(下降継続のサイン)
CHoCHとは
CHoCH(Change of Character)= トレンド転換の兆し
意味:それまでのトレンドと逆方向の構造をブレイクすることで、トレンド転換の可能性を示す。
目的:転換点を早期に見極めるために使う。
例:
下降トレンド中に最後の戻り高値を上にブレイク → CHoCH(上昇転換の可能性)
上昇トレンド中に最後の押し安値を下にブレイク → CHoCH(下降転換の可能性)
BOSと CHoCHの違いをまとめ
●BOS
トレンド継続中の高値/安値を更新
トレンドが継続している合図
トレンドフォロー向き
●CHoCH
逆方向の構造をブレイク
トレンド転換の可能性がある合図
転換狙いに有効
この2つを併用することで、トレンド継続とトレンド転換の両方を分析する精度が上がるため、特にスマートマネーのロジックを学んでいる人には必須の概念です。
ただ、勝てるトレーダーは小難しい理論よりも実践で知っていますよね。
だいたい、日足は朝に見ますが1回程度。
4時間足は、1日2回程度。
1時間足は3.4回程度確認します。
スイングは最近はあまりやっていませんので、1時間足を数回見ても事足ります。
単純な予測ではなく、別の観点も合わせて見ていますし、たぶん同じ見方をしている人はほとんどいないと思ってます。
当たり前だけど、出来る人が少ないけど理にかなっている見方をしています。
CHoCHが続いてBOSが出れば転換というか、そっちに行きます。
簡単に言えば、レンジから意識されているラインを抜けばトレンド転換ですね。
簡単な事ですから、難しく考えなくても良いですが、こういう小難しいのを語ったり意識している人がいれば、それが人気投票である方向性になりますので、一応知っておけば良い程度です。
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