ジェットコースターのような相場が、始まりなのか終わりなのかわかりませんが、備えておいて良かったと思えた一週間でした。
金曜日は、もう全面的にフラン買いを仕掛け持越し無し、ゴールドはさすがに危なすぎると思い、ちょこんと100ピップス程度にしました。
100ピップスでもちょこんとというのも変ですがね。
関税は相当調べたので、全く問題なかったのですが、中国の報復関税に関しては来週かと思っていたので若干乗り遅れました。
関税で思ったのは、トランプが悪者扱いされていますが、オールドメディアは批判するけど一般的には情報の精査も無しに言う人は多いです。
1975年から50年間、アメリカは貿易黒字を出していません。
これ、逆の立場であればどうでしょうか?
貿易収支の算出方法を見て行きましょう。
貿易黒字:輸出額 > 輸入額(輸出が輸入を上回る場合)
貿易赤字:輸出額 < 輸入額(輸入が輸出を上回る場合)貿易収支は国の経済状況を示す重要な指標の一つで、以下のような意味を持ちます。
貿易黒字:外国から自国へ資金が流入していることを示し、一般的に経済的に好ましい状態とされます。製造業が強い国や資源輸出国に多く見られます。
貿易赤字:自国から外国へ資金が流出していることを示します。必ずしも悪いことではなく、経済成長期の国や消費主導型経済の国によく見られます。貿易収支は単独で評価するのではなく、経常収支や資本収支などと合わせて総合的に国の経済状況を判断するための一要素として使われます。
最近話題の米に関しては、アメリカでは日本の米を5キロ3000円くらいで山積みされて売っています。
米:778%(枠外税率)
ミニマムアクセス米(関税割当枠内):0% 年間約77万トン(玄米換算)
対するアメリカから日本への輸出は
精米:1.4セント/kg程度(約1%未満の従価税率相当)
玄米:1.8セント/kg程度
高い品目ですと・・・
米・穀物関連:コメなどの一部農産品
乳製品:バターやチーズなど
砂糖・でん粉:砂糖や一部のでん粉製品
牛肉・豚肉:一部の畜産品
皮革製品:一部の革製品
他は関税は安いですが、あまりにも都合が良すぎるのではと感じています。
ベトナムが早速交渉に入っていますが、こういうやり方が内需が強いアメリカでは多少強引でも良いのではないかと私は思います。
内需が強い要因
巨大な消費市場 – アメリカは世界最大の消費市場を持ち、GDPの約70%が個人消費によって占められています。
高い購買力 – アメリカ人の平均所得は世界的に見て高く、消費活動を支えています。
消費文化 – アメリカは消費主導型の経済構造を持ち、消費が経済を牽引する傾向があります。
多様な国内産業 – 製造業からサービス業まで幅広い産業が国内市場をサポートしています。
信用へのアクセス – クレジットカードや各種ローンなど、消費者金融の発達により消費が促進されています。
それで、本題のリスクオンやリスクオフですが、複数の指標がありますが、主に見ていたのは5つです。
当然ながら過去のクラッシュ相場の時などにはマークアップして、確実だと思えるものを選別しています。
その中で2つ紹介します。
SPLVとSPHBは投資をしている人は必ず見ているものですね。
時間差は出ますが、公共料金と公共料金関連株の動きはこれから先は要注視となります。

プロシェアーズ VIX 短期先物も見ている人は多いでしょう。
短期的には異常値が出てますね。

1年で見てみると昨年の8月に7月の米国雇用統計の影響で株価が世界的に全面安になったのと、円キャリーの解消などがありました。
円キャリーの解消は、当然ながら株価から来ていると解釈しています。

リスクオンかリスクオフかは、単に飛び乗るのではなく準備を普段からやっておけば、その時が来て調べるのにはそんなに時間が掛かりません。
こういう時にはこれをまずは見ておくなど決めておくと良いです。
投資をしている人の98パーセントくらいは見ていないと思いますけど、積み重ねて行く知識はそうそう裏切らないです。
日本はあまりにも投資に関しては簡単に稼げると思っている人が多いですからね。
そういうのを変える努力は自分でやらなきゃ駄目です。
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